おとなフィクションR40G

肉体の変化や変身などの特殊性癖・性倒錯をテーマとしたアダルト小説

Title:乙女のブートキャンプ > 第1話 篠田尚子──キャプテン

(バレーボールが好きだ。その気持だけは誰にも負けない。だから他の誰よりも練習した。
 努力はけっして裏切らない。
 わたしたちのチームは無敵だった。県内で敵う相手はいなかった)
(さらに上のレベル、強化バレーボールに挑戦したいと打ち明けると、両親やコーチ、そして後輩たちも、みんなが声をそろえて応援してくれた。
 わたしたちは、数え切れないほどたくさんの人たちの期待を背負って、ここへ来ているのだ。
 わたしとチームメイトの五人。全員がそろって強化選手になる。負けるわけにはいかない)
(でも……)

 午後のトレーニングを終え、尚子がシャワールームのドアを開くと、チームメイトはすでにシャワーを浴びていた。
 香奈、幾子、泉美、沙紀の四人。見上げるような大女たちだ。キャプテンの尚子の倍近い、四メートルに届くほどの上背がある。大量の水をザバザバと浴びて、広い体表を洗い流していた。
 ひと月前、ここへ来たばかりの頃は、尚子がいちばんの長身だった。しかしあっという間に、彼女たちは急成長を遂げてしまったのだ。

 胞子の効果には個人差があった。
 変化の早い者もいれば、遅い者もいる。少しずつ大きくなる者もいれば、あるとき一気に育つ者もいる。最初に筋肉から発達する者もいれば、脂肪が付く者もいる。
 誰にどのような効果があるのか、実際に胞子に身を晒し、吸入してみなければわからない。個人差が大きいのだ。
 そして残念ながら、それほど多くはないのだが、まったく効果が現れない場合もあった。

 最初の一ヶ月が過ぎ、まだ大型化していない訓練生はそれほど残っていなかった。
 他の少女たちが次々と成長していくのを見送りながら、尚子は、最初のうちはまだ一緒に喜んであげることも出来た。だがいまとなっては、とても同じ気持で彼女たちを眺めることなど出来ない。

 尚子はシャワールームの隅へ向かい、手が届く高さのレバーを引いた。
 水を浴びた。通常サイズの人間用のシャワーだ。最初は全員がこれを使っていた。
 シャワーに打たれながら、また物思いにふける。

(彼女たちには、これからも伸びる余地がたっぷりと残っているのだろう。キャンプへ来る前も、べつに全力を出し切って練習をしていたわけではなかった。それでも参加資格を得られるだけの素質があった)
(わたしは……強化選手向きではなかったのかも知れない。そろそろ理解していい頃だ)
(でも、それではいったい、この身体は何に向いているのだろう?)

 シャワーを終えて顔を上げた。するといつの間にか、そびえ立つ大女たちに取り囲まれていた。シャワールームのコーナーへと追い詰められた状態だ。
 香奈、幾子、泉美、沙紀。圧倒的な大きさのフルヌード。
 まるで大人と子供だ。尚子の目の前に彼女たちの腹部がある。そこから思いっきり見上げると、にんまりと笑ってこちらを見下ろしているのだった。
 まるで肉の壁だった。発達した身体は、性的な魅力を隠すことなど出来はしない。豊かな肉付き、大きな乳房、たくましい腰と腿。
 眺めている尚子のほうが恥ずかしくなるくらい、遠慮なくエロチックなボディだった。高鳴る胸の鼓動。それから下半身にも、反応が現れ始めていた。
 ドクン、ドクンという脈拍とともに、反応が大きくなってくる。あわてて大女たちに背を向けた。
 バスタオルで下半身を押さえて隠した。だが、もう手遅れだ。
 隠しきれない──。

 幾子が膝を突いて腰を屈め、子供に話しかけるような格好で覗き込んで来た。
「キャプテン、具合でも悪いの?」
「いや、何でもないから……」
「ふーん」と可笑しそうな顔をする。「その手……何か怪しいなあ」
 背後から両手首を掴まれて、バンザイのかたちに持ち上げられた。バスタオルがはらりと落ちて、股間が露わになる。
「あああっ……!」と、尚子は悲鳴を上げた。しかしチームメイトたちはニヤニヤと笑いを浮かべながら、無言で眺めるばかりだった。

 クリトリスが勃起して、成人男性のペニスほどの大きさになっていた。はち切れそうなくらい固くなり、ドクン、ドクンと脈打っている。
「やっぱりね。そうじゃないかと思った」
「これ、これは……そのっ」と尚子。
「男体化だよね」
「普通はさ、身体が大きくなって筋肉が付いて、それから生えてくるパターンが多いらしいんだけど」
「キャプテンのオチンチン、身体に似合わず大きい! これだったら、体格差があってもエッチできるかも……」と、幾子がささやいた。瞳にははっきりと欲望の色が現れている。
 他のチームメイトたちも、先を譲るつもりはなかった。お互いを値踏みし、牽制の視線を飛ばし合う。誰が最初に獲物をいただくのか?

  

「童貞ちゃんが相手なんだからさ、こういう場合はやっぱり、経験値が高い娘がいいんじゃないかな」
 泉美がそういうと、全員が振り返って彼女を見つめた。メンバーの中でも、男子生徒との経験が多いことで知られていた。
 バレー部の女子生徒たちは大柄なので、男子生徒も引け目を感じてしまうのだろう。けっこうきれいな娘でも、恋愛・セックスを知らなかったりする。しかし泉美は、目をつけた相手には自分から積極的に声をかけ、誘惑し、その抜群の肉体の虜としてきたのだ。
 アイドル顔、長身、巨乳。
 同性の尚子から見ても、魅力溢れるルックスだと思えてしまう。
「泉美に決まったかな。それじゃあわたしたちは手伝ってあげる」
 そういうと、香菜が軽々と尚子を抱き上げて愛撫し、幾子が肉根をくわえて濡らした。沙紀は泉美の性器を舌で解きほぐした。

「キャプテン……こっちに来て」
 泉美が大きく脚を開いて待っていた。後ろ手で上半身を支えた格好で座り、甘ったるい笑顔で誘惑する。しかしやはり、ずいぶんと大きい。四メートル近い巨人なのだ。太く長い両腿は、尚子の上半身を完全に挟んでしまうほどもある。獲物を捕らえたらまず放さないだろう。
 圧倒的な肉体の前に立ちつくし、尚子は虜にされたように見つめるばかりだった。
「沙紀に十分してもらったから、ここはすっかりOK」といって、人差し指と中指で性器を拡げて見せた。とろりとした赤い身が顔をのぞかせる。
 身体が自然に動き、泉美に引き寄せられていた。
 丸太のような太腿の間で身を屈め、おずおずと、右手を添えた肉根の先端で目的の場所を探った。ぐにゃりとした肉壁をその奥へと辿る。
「うん。そのまま……キャプテン」
 挿入すると周囲の肉襞の圧力が高まり、まるで握りしめてくるようだった。
「動かして? そう、もっと思いっ切り。大丈夫だから……」
 いわれるまでもなく腰が動いていた。

 どうしようもなく気持がいい。
 いつしか、大きな布団のような泉美の身体にしがみついていた。
「かわいい……」とつぶやいて、泉美が手を伸ばし尚子の背中を抱いた。
「うあっ……あっ……」と尚子は小刻みに呻き、仔犬のようにせわしなく、下半身を振り動かした。両腕を回しても届かない胴体に思いっきり抱きつき、顔をその腹部に埋め、そして何度も、何度も、肉根を泉美の女陰の奥へと突き立てた。
 絶頂が近づきつつあった。腰の中のムズムズした欲望が高まり、もはや誰にも止められない状態だ。

「キャプテン……気持いいっ。もっと、もっと突いて、思いっきり……」
 泉美が太い腿を合わせて尚子の腰を挟み、身をよじりながら喘いだ。両の腕が背中をギュッと抱きしめた。身体が大きいので、凄い力だ。愛らしい顔からは想像も出来ないほどに。
「くふぅっ! ああ、わたしもう……。キャプテン、一緒に。射精して……」
「くうっ……ああっ……!!」と、尚子もたまらず叫んでいた。
 ギュウウッと膣口が締まり、肉根を力いっぱい絞り上げた。強烈な快感が尚子の腰から脳天へと突き抜ける。その瞬間、ドクドクドクッと濃い液体が迸った。
 あとからあとから溢れ出てくる。ドクン、ドクンと、膣の奥へと精液を注ぎ込んだ。
「うあっ……うあっ……」
 断続的に声が漏れた。
 落ち着くと身体から力が抜け、膣口から精液が漏れだした。受精能力がなく、透明な色をしていた。

「何かさ、坊やが大好きなママとセックスしてるみたいに見えた。感動……」
「キャプテンってショートカットで美少年みたいだし」
「泉美は大きいしね!」
「禁断の母子相姦で筆下ろし……」
 四つん這いになって二人を取り囲み、チームメイトたちが口々に感想を述べた。どの顔もみな興奮で赤らみ、目の輝きが増していた。
「それで……次は?」
「誰?」

 二番手は沙紀だった。気が強く、引き締まった身体をした少女だ。
 両肘で上半身を支える格好で、仰向けになった尚子に覆い被さってきた。爛々と目を輝かせて尚子を見下ろす。
「わたし……もうどうしようもなく興奮してきちゃった。キャプテンを襲いまくっちゃうから」
 そういうと尚子の頭を抱きかかえ、熱い唇を強烈に押しつけてきた。息が止まりそうなほどのキス。そして長い脚を絡ませて尚子の身体を捕らえ、グイグイと激しく腰をなすり付けるのだった。

「肉食系だ……」
「キャプテン食べられちゃいそう!」
 ジリジリと順番を待ちながら、香奈と幾子がはやし立てた。
  

 巨人サイズの四人の女たちを相手に、次々とセックスをした。
 俯せになった相手に後ろから挑み、大きな尻の上で揺れる小舟のようになりながらも、何とか役目を果たすことが出来た。相手が上になって腰を使うと、重い尻に潰されそうな恐怖があった。
 立ちバックは無理かと思ったが、他の大女に抱え上げられ、宙に浮くような姿勢でやらされることになった。あぐらをかいた上に座らされ、その上にもうひとりが座り、巨体に挟まれるかたちで性交した。
 だんだん誰を相手にしているのか分からなくなった。尚子の周りには、ただひたすら大きくて柔らかい肉の壁があるだけだった。ヌルヌルといやらしい汗をかき、発情しきった肉体は熱く火照っていた。

 気が付くと大きなヴァギナに顔をスッポリと覆われていた。舌と鼻面を駆使して奉仕すると、巨人の大きな喘ぎ声が響き渡った。ほどよく解れてくると、尚子の腕くらいなら簡単に飲み込んでいった。
 両手で頭を捕まれ、何度もキスを浴びせられた。口と手で代わる代わる肉根をしごかれ、そのたびに大量の精液を放出させられた。抱きかかえられ、下腹部が相手の身体に密着した状態で肉根をこすりつけると、大喜びの笑い声が響いた。
 大女同士でもお互いを貪った。彼女たちのパワフルな愛撫に巻き込まれたら、息も絶え絶えになって逃れ出るしかなかった。運悪く下敷きになることもあった。もがき、助けを求めると、面白がって気が付かないふりをされた。
 巨乳でパイズリをされ、次は二人がかりで胸の間に頭を挟まれ、乳肉の大海で溺れそうになった。体力の限界に近づいているのが分かった。何度も気を失いかけた。

 巨体の重量に加え、彼女たちの体温と汗でむせ返るような熱さだ。理性が消滅し、頭の中が真っ白になってしまいそうだった。
 気絶することも出来ない。ただひたすら加えられる圧力と重力に、全力で抗うばかりだ。時間も空間も、概念自体がどこかに吹っ飛んでしまった。
 肉、汗、体重、熱、セックス、セックス、セックス……。
 四体の巨大な肉体が一心不乱に蠢き、お互いをまさぐり、快楽に没頭し続けていた。
 シャワールームの空気はひどく淫靡なものになっていた。激しい息づかいと、隠った喘ぎ声と、くちゅくちゅぺちゃぺちゃと響く体液の分泌。白昼夢のような時間は、永遠に続くかと思われた。

 尚子は彼女たちの肉体の下に埋もれてしまっていた。存在を忘れられてしまったら、物理的な身の危険さえ心配される状況だ。
(助けてっ! 助けてっ! 助けてっ!!)
 声にならぬ声を上げ続けながら、舌と顔面で誰かのヴァギナに懸命に奉仕し、何度もの性交で腫れ上がってしまった肉根を誰かの膣内に突き立て、自分がまだ生きてこの場にいることを、必死にアピールし続けるしかなかった。
(助けてっ……!)

 と、そのとき──。

「助けてっ……みんな!」「わたし、わたしっ……!!」

 凄まじいまでの大音声が響いた。シャワールームがバリバリと震えた。
 尚子は自分がこんな大声を出したのかと、信じられぬ思いだった。だが、もちろん彼女ではない。

 ガチャリと、シャワールームの扉が開いた。

  

 膝を突き、中腰になって、扉をくぐるようにして巨大女が入ってきた。
「わたし、身体がこんなに大きくなって、それから……」
 シャワールームの中では立ち上がることが出来ない巨体だ。身長は七メートルを超えていた。大型化した他のチームメイトたちの、さらに倍はありそうだ。
 そして巨根。ユニフォームのパンツに収まらず、凶暴な顔を丸出しにしているのである。

「オチンチンが、わたし、女の子なのにオチンチンがっ……!!」
 和花だった。チーム六人目のメンバーである。
 遅生まれで、キャンプへ来るまではチームの中でもいちばん小柄だったはずだ。だがこの一ヶ月で、誰よりも急激に大型化を遂げていたのだ。
「硬くなって、痛くて、全然元に戻らなくて、わたし……わたし……」

 幼い顔をしているが、声は低く変質していた。その野太い響きに驚いたチームメイトたちが、徐々にセックスの熱狂から醒めて正気を取り戻していく。思考能力が働き始めた。

 香奈たち四名は、和花の大きさが恐ろしかった。
 自分たちも通常の人間の倍、四メートル近くまで大型化していたが、それでもまだ、特大サイズの人間に留まっているといえた。だが和花は、すでにべつのカテゴリーの存在へと進化してしまったかのような、異質の大きさだったのである。
 古代の恐竜、あるいは大型草食獣。
 膝を立てて四つん這いの体勢で前進すると、ズシリ、ズシリと床が揺れた。三トン以上はありそうだ。小型トラックほど重量がある人間などというものが、想像できるだろうか。

「だ、大丈夫だよ、和花。それって男体化だから。和花も聞いたことあるでしょ?」
「だ……男体化?」
「そう、そう。素質がある強化選手はだいたい男体化してるじゃない? 和花、あなた凄いよ!」
 香奈がそう告げると、他の三名もいっせいに同意し始めた。和花がパニックから回復し始めたようだ。
「そっか。だからオチンチンが……」
 股間の巨根は赤ん坊の胴体ほどのサイズがあった。ガチガチに怒張し、ヒクヒクと脈打っていた。尚子の少年のような肉根には群がった香奈たちも、この桁外れの怪物には恐ろしさばかりを覚えた。こんなもののターゲットにされたらたまらない。
「手でするの。いい? 手でそっと握って、それから力を込めて、ゆっくり、ゆっくりと上下に動かすの……」
 泉美が優しく諭すようにいった。だが警戒心はまったく解いてない。
「うん……」
 といって和花がおずおずと股間へ手を伸ばした。

「ぐがッ……!」とくぐもった声を上げ、激しく身を仰け反らせた。ゴツンという凄まじい響きとともに部屋が揺れる。和花は後頭部を思いっきり天井にぶつけたようだ。だがそんなことはいっこうに意に介さない。
「うわあああああッ!! ぐぅううッ!」と悲痛な呻きを漏らす。尻を付いて両脚を大きく開いた。股間の逸物を握りしめた右手を無茶苦茶に動かし、猛烈な勢いでしごき続けるのだった。
「あふっ、うっ、ダメ……ダメ……」

 和花が身悶えするとシャワールームがグラグラと揺れた。両脚をM字型に開き、重い背中を壁に預け、和花は一心不乱に巨根をしごいていた。
 沙紀が他の三名に目配せした。三名がコクリと頷く。
 そろりと歩を進め、脇の壁を伝い、ドアをくぐり抜け、巨獣の檻となったシャワールームをあとにするのだった。

「うああ……すごい、すごいよ。こんな気持いいこと、いままで全然知らなかった……。くふぅううううう」
 チームメイトたちが去ったことにも気が付いていなかった。荒い息を吐き、ダラダラとよだれを垂らし、虚ろな目をして自慰に耽るだけだ。
 刺激に慣れていない巨根が早々と音を上げ始める。びくん、びくんと腰が引け、身体の中を快楽のシグナルが駆けめぐり、一気に和花の脳へと襲いかかってきた。
「ぐおッ!」と短い呻きを漏らす。天を仰いだポーズで硬直し、そのまま和花の頭の中は真っ白になってしまった。

 生えてからまだ日が浅く、巨根は過敏だった。初めての射精は慌ただしいくらい早く訪れた。
 ビュルルルッと熱い精液が迸った。尚子と同じく、透明で生殖能力のない液体だ。
「あ……あ……」と安堵のため息を漏らし、そのまま仰向けに伸びてしまった。そして気が遠くなり、意識を失うのだった。

  

「和花……。大丈夫、和花?」
 尚子はシャワールームに横たわる和花の巨体を眺め、ただ驚くばかりであった。この間までの彼女と同じ人間だとはとても思えない。
 和花がうっすらとまぶたを開いた。肘を付いて上体を起こし、尚子の姿を探す。
「よかった、気が付いたみたい」
「あ……キャプテン?」
「和花、すごい身体になってる……。何て大きさ!」
 そういわれて、和花は改めて自分の身体を見回すのであった。そして股間には、先ほど盛大に射精したばかりなのに、早くも回復し、その異形を誇る巨根がそびえていた。
「わたし……。オチンチンが生えてきちゃって、それから……」
 先ほどの大胆なオナニーを思い出したのか、そこで声が途切れてしまった。
「和花だけじゃないよ、ほら……」といって、尚子は自分の下腹部を示して見せた。こちらもカチカチに固くなっている。
「あ……」と、和花が目を丸くする。

 和花と比べると尚子はまるで赤ん坊のような大きさだった。和花は尚子の身体を軽く抱き上げ、大きな目を真ん中に寄せるようにして、その股間をまじまじと見つめた。
「わたしもね……自分にオチンチンが生えてきてビックリしちゃった」と尚子。
「キャプテンも、ですね!?」
 和花が愛おしむように尚子を抱きしめ、頬をすり寄せてきた。凄い力だ。苦しくて息が漏れた。

 大きな舌が尚子の肉根に触れた。和花にとっては、自分の小指くらいの大きさだ。キスをするように口をすぼめて、軽くくわえた。
「和花にもしてあげられたらいいんだけど……」
 尚子がいうと、いったん肉根を離して、ニッコリと笑った。
「キャプテンが大きくなってから。わたし待ってますから……」
 再び尚子の肉根をくわえ、舌でチロチロと弄び始めた。

「んんん……んおっ! んん」
 和花は大きく脚を開いた格好で腰を下ろした。
 尚子の肉根をくわえたまま頭部を後ろに反らし、飲み干すような格好になった。仰向けの顔面に、伏せた尚子の身体が載る。左手でその腰を押さえて、しっかりと支えた。
 一方右手では、自分の肉根を激しくしごき上げるのであった。
 信じがたい光景であった。
 体格差は大人と赤子くらいなのだが、その赤子が身長一七八センチ、女性としては大柄な部類に入るのだ。それを軽々と扱う和花の大きさは、想像を絶するものである。

 快楽に身悶えして身体をよじるたびに、シャワールームの床がグラグラと揺れた。
 幼く愛らしい少女の顔をしているのだが、その巨体はもはや怪物クラスとしかいいようがない。本気で暴れ出したら、床も壁も粉々に砕いてしまうのではないだろうか。
 和花の肉根は、通常の人間の腿ほどの太さにまで怒張していた。赤黒く腫れ上がり、血管がドクドクと脈打っている。
 慣れぬ自慰のために力加減を知らず、ただ激しい勢いでゴシゴシとしごき上げられ、先端からはチロチロと透明な汁が漏れ始めていた。
「くぅあああっ、はああ……!」
 快感が和花の脊柱を貫き、脳天を突き抜けていった。そのまま上体を後ろに倒し、ドサリと床に仰向けになった。
 地響きを立てて部屋が揺れた。尚子は落とされまいと、和花の首に必死にしがみついた。

 腰を上下させながら両手で肉根をしごき、和花は次々と襲い来る快感の波に身を任せた。巨体がのたうち、バウンドした。
 そして登り詰めてゆく。
「うああああッ、ひぃいいいいーっ!!」
 全身を硬直させ、弓のように反り返った。そのまま固まり、ブルブルと小さく震え続ける。
「あ……あ……あ……」と、絶望的な呻きが漏れた。
 そしてエクスタシーに達すると、再び絶叫するのであった。
「あああっ!! くひぃいいいいッ!! イッちゃうぅうううううっ!!!」
 大量の精液が噴出し、猛烈な勢いで宙にまき散らされた。

 ボタボタと熱い液体が雨のように尚子の背中に降り注いだ。シャワールームの空気が和花の濃厚な匂いで満たされてゆく。
「キャプテン……。わたし、先にイッちゃった。一緒がよかったのに……」
 ぐったりとしたような和花の声だ。
 と思ったら、両手で人形のように抱き上げられていた。そのまま口元へと運ばれ、肉根をくわえられた。
 熱い舌が肉根を包んで締め上げると、尚子もまた、この日何度目になるのかわからない射精をしてしまうのだった。
 和花の左手が尚子の腰に当てられ、精液を飲み尽くすように、グイと口元に押しつけられた。その格好で、二人はぐったりと弛緩し、熱い身体を床に横たえるのだった。

「わたし、待ってますから。キャプテンがこのオチンチンで、和花を犯してくれる日を」
 和花がいった。そんな日が来ればいいと尚子も思った。
 だが国際試合に出場する強化選手は、いまの和花よりもさらに大きい。重量級の工業機械のような身体だ。
 もしそうなったとき、それでもまだ人間同士のように、愛し合うことが出来るのだろうか?

第1話 篠田尚子──キャプテン〈完〉

  

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